【関】さどんぽイベント「文弥人形を楽しむ夕べ」 募集中!
前回、10月10日開催前にもお知らせさせていただきました「さどんぽ特別イベント」を再度紹介します。
■公演日時:2015年11月21日(土)、22日(日)/午後7時~8時30分
■開場時間:公演15分前
■会場:文弥人形の館(宿よりご案内致します)
■参加費:1000円
■対応宿泊施設
・国民宿舎 海府荘(佐渡市関428-1/TEL 0259-78-2311) ※HPはこちら/フェイスブック
・民宿 かわぐち荘(佐渡市関597-2/TEL 0259-78-2737) ※HPはこちら/フェイスブック
・そば打ち体験ハウス 與左エ門(佐渡市関339-1/TEL 0259-78-2806) ※フェイスブック
※関の宿泊施設をご利用される方を対象に募集を行っております
■内容
1.挨拶
2.作品解説
3.演目①「山椒大夫」(30分)
4.演目②「五条の橋」(10分)
5.ちょこっと体験(人形の使い方を教わろう)
前回の開催の際の様子も合わせてご紹介します!
「山椒大夫」 安寿と母の再開後の場面
安寿と厨子王とその母は、虚偽の悪行を被せられ、東北より越後・直江津まで逃げてきました。その際、人買い・山椒大夫の手により、母は佐渡へ、兄妹(安寿、厨子王)は丹後(京都北部)へ売り渡されてしまいます。安寿は母を探しに佐渡へ渡ります。
その頃には、母は盲目となっており、「私が安寿です、会いに来ました!」という娘の言葉を信じずに、いつものように村人の冷やかしかと思い、持っていた棒で何度も安寿を叩いてしまいます。その様子にコハチ(安寿の付き人)が戻ってきた頃には・・・
山椒大夫のこの結末は、佐渡の文弥人形の台本で伝わるものと、越後で伝わるもので異なりますが、人形文化・芸能として佐渡ではこの結末が広まっています。
2本目の演目 「五条の橋」
平清盛全盛の時代、清盛は源義朝を討った10数年後に、その息子(16歳ほどの牛若丸)の噂を聞き不安になった。喧嘩が好きな弁慶に牛若丸を討つ様に依頼をし、橋の辺りで弁慶は牛若丸が来るのを待つ・・・
全編の公演ではなく、地域の方が「見せたい!」シーンを行いますので2作合わせても、1時間以内の公演となります。前後に、作品解説を交えたり、人形の遣い手から直接動かし方が教われるので、特別な時間を過ごせるかと思います。
新潟市から宿泊をされていたご夫婦は「とてもありがたい時間を過ごせた。」と喜んでくださりました。
次回公演は今週末です。
関・岩谷口に宿泊される方は、ご気軽に宿にお申込みください。
心よりお待ちしております。